五十鈴りお 役

洲崎綾

演じたキャラについて

りおは大人でありながら、みんなとの心の距離も近く、頼れるお姉ちゃん的ポジションだったと思います。実際のマネージャーも歳が近い方や、自分よりも若い方もどんどん増えているので、すごくリアルでした。役者に寄り添って一緒に喜んだり悲しんだり、素敵なマネージャーだと思います。

本作は声優にフォーカスをあてたアニメですが、作品を通して感じたことはありますか?

フィクションではありますが、ところどころ本当にリアルで、一般の視聴者の方はもちろん同業者の方が観てもすごく面白い作品だと思います。キャストはもちろん、監督や原作者さんの熱い気持ちもしっかり描かれているところにグッときます。5話で監督が「尺は気にしないで。後からこっちで合わすから」と伝えて陽菜と舞花が伸び伸びお芝居ができるシーンがあるのですが、実際にこういうことはよくあって、改めて感謝しなければと感じました。ちょっと涙が出ました。

『AiRBLUE』の16人(キャラクター)は所属したばかりの子たちですが、ご自身が所属したころを振り返っていかがでしたか?

とにかく初めての環境に緊張しっぱなしで、ガチガチになっていました。初めのうちは、家に帰ったら、ノートに色々気づいたこととか書き込んでいました。最近吹き替えのお仕事をチラホラいただくことが増えて、久しぶりにまたノートをつけています(笑) 一生勉強だなぁと感じています。

『AiRBLUE』16人(キャスト)のメンバーをアプリゲームからアニメまでご覧になってきて共感など、何か感じることはありましたか?

少人数制のアフレコだったので、あまり収録では一緒になれなかったのですが、アフレコの時間よりだいぶ早くスタジオに来ている子がいたり、フレッシュで可愛いなぁと思いました。
オンエアを観ていて、セリフを噛んじゃうシーンとか、話数を重ねるごとにグラデーションをつけてお芝居が上達していくのを表現しなきゃいけなかったりとか、実はすごく高度なことをやっているので、シンプルにすごいと思います!

4月より2クール目に突入しますが、ファンの方に向けてメッセージをお願いします。

自分が初めて名前のある役を演じた時の気持ちを思い出しました。
『AiRBLUE』のみんなに感情移入しすぎてしまって、リテイクを重ねるシーンでは胸が痛くなることも(笑)2クール目もいろんな困難に立ち向かい、切磋琢磨して成長していくみんなが見られると思います。ぜひ最後まで見守っていただけたらと思います!